2014年度がスタートして早くも1ヶ月が経とうとしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
学生の皆さんは、そろそろ新たな学生生活にも慣れてきたころだと思います。今月は、本学のマーク・ウィリアムズ副学長からのコメントとともに、国際教養大学の学生寮(こまち寮)、留学体験談について御紹介します。
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マーク・ウィリアムズ副学長より
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A Happy New (Academic) Year to you all!
As most of you will realize, this month AIU is celebrating the tenth anniversary of its founding. This is an important milestone, one of which all those who were involved in the establishment of the University should be proud. I was not involved in 2004 when the decision was taken to establish a ‘new kind’ of University in Japan, one dedicated to the nurturing of individuals equipped with the powers of critical thinking and the imaginative ability to make an impact on the global stage. I have, however, followed the subsequent development of AIU – and I can safely say that few at that time can have imagined the speed with which the University has emerged as one of the leading Japanese players in this area.
It is important, however, that we are not complacent at this point. Much may have been achieved; but there is still much to be done. The foundations of something potentially game-changing have been established here; the challenge for those of us charged with taking AIU to the next stage over the next decade(s) is to ensure that we build on these beginnings – and that, in so doing, we are open to the best ideas from around the globe. Increasingly, we are going to be judged on the basis of global, as opposed to national, standards. I hope we can all contribute in this attempt to grow and prosper still further in accordance with such international benchmarks.
Mark Williams
Vice President for Academic Affairs
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学生寮・学生生活
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国際教養大学には、新入生が1年間過ごす「こまち寮」と2年次以降に住むことができる学生宿舎「GV<グローバルヴィレッジ>」・「UV<ユニバーシティヴィレッジ>」・「さくらヴィレッジ」があります。今月は、「こまち寮」での生活について、倉橋 奈津子さんが紹介します。
<こまち寮/倉橋 奈津子さん>
◇7時、起床。朝食を食べ、部屋から1分50秒で教室へ。◇9時~12時、授業。◇12時、classmateと昼食。◇14時~16時、授業。終了後、部屋で課題に取り組む。◇18時、夕食。クラブ・委員会活動を終え、図書館で勉強。◇翌朝3時に寮に帰る。……受験勉強の3倍くらい濃い日々の連続。
週末は毎週の様に“女子会”。映画を観たり、夜中までおしゃべりしたり、roommateと買い物に行ったり、近くに住む友達とご飯を食べたり、……etc、etc。誕生日の数だけ、サプライズパーティー。休暇明けには世界中のお土産が並ぶ。大学祭が近づけば、全員集合!朝まで衣装を縫いまくる。バレンタインにはケーキ作りにいそしんで、時には女子力もUP。
寮のスタッフは秋田のお父さんたち。カフェテリアには秋田のお母さんたち。多くの人に支えられ、友達に囲まれて、1年はアッという間に過ぎた。不安に押しつぶされた涙の入寮日も、今となっては楽しい“想い出”。
昨年4月、私は新入生のサポートをするためにRA(レジデント・アシスタント)として、2年目の寮生活を始めた。とにかく「こまち寮」が大好きで、後輩たちにも、何か一つでも「良かった!」と思えることを見つけてほしかった。この日本全国、世界各国から集まった、いろんな年齢の人が、一つ屋根の下に住んで、時には秋田弁で会話している“異文化交流”は、ここにしか存在していないのだから。
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留学体験談
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次に、留学から帰国した学生の留学体験談を紹介します。今回はチェコのマサリック大学に留学した渡辺 真亜知さんです。
<マサリック大学/渡辺 真亜知さん>
私は2012年の9月から約一年間、チェコ共和国にあるMasaryk University(チェコスロバキア初代大統領マサリックの名前からネーミングされています)へ留学しました。「チェコ」と聞いて世界地図のどこにあるのかイメージできる方はそう多くないと思うので(僕がそうだったので・・・)、まずはチェコについての紹介をさせてください。チェコは中央ヨーロッパのドイツの東、オーストリアの北に位置し、人口は私の地元である神奈川県より多く約1000万人、面積は北海道より狭い比較的小さな国です。首都のプラハ歴史地区は世界遺産として多くの観光客が訪れ、その他にも、チェコビール(安くて美味しいので大変お世話になりました)や音楽など様々な魅力ある文化を持っている国です。
そんなチェコに留学した私ですが、マサリック大学のある街は首都プラハではなく、第二の都市ブルノでした。観光地ではないブルノでは、英語はあまり役に立ちません。(中年以上の方へは英語で話しかけてもチェコ語で返ってきます。)更にアジア人である私はマイノリティーであるがゆえの苦労を経験することもしばしばありました。そのような環境下でも、現地の学生や様々な国から来ていた留学生の友人と勉学や遊びに励んだり、飲食を共にし、仲良くなった兄ちゃん姉ちゃんおじさんおばさんと過ごしたり、チェコでの生活を振り返ると、とても濃密な時間を過ごすことができたと思います。
言葉の通じない相手も多くいる異国の地でゼロからの人間関係を構築していくことの難しさもありましたが、それでも諦めずに「とりあえずここでしかできないことを何でもやってみる」ことを続けました。そういった経験を積むことができたチェコは、一年という短い期間でしたが、私にとっての挑戦の場であり、留学を通して知り合うことのできた沢山の友人達のいる、地元やAIUのある秋田と並ぶ「ホーム」であり、生涯を通して忘れることのできない場所となりました。
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次回の配信は、5月28日(水)を予定しております。
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