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国連ユースボランティア体験記(2017年度)シリーズ① ~齋藤 智美さん編~

国連ユースボランティアプログラム(UNYV: United Nations Youth Volunteers)は、国際機関である「国連ボランティア計画(UNV: United Nations Volunteers)」が実施するボランティア派遣プログラムで、30歳未満の若者を開発途上国のUNV事務所や現地政府機関に派遣するものです。国内からは本学を含む提携9大学から学生が参加しています。
2017年度、このプログラムに参加した本学学生4名の体験記をシリーズで掲載します。

齋藤 智美さん

派遣先:UNDP Barbados and the OECS / バルバドス

参加したきっかけは何ですかImage may be NSFW.
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現地の子供と齋藤さんの写真

国際的な仕事に興味があり、国境や利害関係を越えて地球規模で取り組む必要がある環境問題における国連の役割を知りたかったので応募しました。AIUの留学を経て、視野を広げて柔軟性を高めたいという思いを強くしたことも後押しとなりました。

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オフィスでの齋藤さんの写真
どんな活動をしましたか
2017年9月下旬から、国連開発計画(UNDP: United Nations Development Programme)バルバドス及び東カリブ地域事務所で、カリブ海地域の8カ国において低炭素で気候変動のリスクに強い開発を支援する「日本・カリブ気候変動パートナーシップ」のコミュニケーションサポーターとして勤務。メディア向けの書類翻訳やSNSの更新などといった広報活動のほか、啓蒙活動の企画や運営にも携わり、12月にはグレナダへのプロジェクト出張にも同行しました。

活動を終えての感想を教えてください
カラフルな国旗に象徴されるような明るい人柄に美しい自然。日本とは地球のほぼ反対側に位置するカリブ海の島嶼国では、歴史や文化も全く異なり、天地がひっくり返るようなカルチャーショックも受けましたが、その中で相手を理解する姿勢を、現場の上司をはじめ様々な人から学びました。派遣期間中、管理地域が2つの超巨大ハリケーンの襲来を受けましたが、その後、怒涛の勢いで復興対応を進める人たちと仕事を共にしたことで、圧倒的な災害に対する人間社会の脆さ、自分の力不足とふがいなさを痛感し、今後、気候変動や災害対策分野の探求を志す強い動機になりました。

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ビーチで遊ぶ齋藤さんと友人の写真
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フィールドワーク中の斎藤さんと友人の写真
 

本学学生のUNYV中間報告はこちらをご覧ください。

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UNボランティアのロゴマーク


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