2014年8月27日、国際教養大学専門職大学院学位記授与式が挙行されました。19名の修了生が新たな一歩を踏み出しました。
学長式辞 国際教養大学 学長 鈴木 典比古
AIU学長としてAIUコミュニティを代表し、本日卒業式を迎えられたグローバル・コミュニケーション実践研究科の学生諸君に心からお祝いを申し上げます。
このグローバル・コミュニケーション実践研究科は高度な国際コミュニケーションの理論と実践に係る知識と技能を身に付け、グローバル社会において、外国語により業務ができる高度専門職業人を養成するという教育目標を掲げ、2008年に開設されたこの種の大学院としては我が国で初めての専門職大学院であります。人数的に少ないですが、本日ここに、英語教育実践領域で6名、日本語教育実践領域で6名、発信力実践領域で7名の諸君にそれぞれの学位を授けることは本学の誇りであります。英語教育実践領域においては修了生の諸君が本学で学んだ実践的教育方法を用いて、秋田の、そして日本の英語教育の現場に革新をもたらしていただきたい。日本語教育実践領域を修了した諸君は、海外で日本語教員になることを通じて日本と海外諸国の懸け橋となってください。発信力実践領域の諸君においては、国際社会における経済・政治・文化等の分野で活躍する道を歩まれることを期待いたします。
世界は今、グローバル化が加速度的に進んでおります。その行き着く先では、世界の人々のライフスタイルや思考形式の同質化が進んでいるでありましょう。我々は運命共同体としての「宇宙船地球号」に乗船していることを強く意識するようになっています。しかし、同時に、我々は「宇宙船地球号」の上で世界各地の地域的特徴を保ち、各地の生活や文化や歴史の多様性を豊かに維持することも、人類の将来にとって不可欠の課題である事にも気付いています。かくして「宇宙船地球号」の上で、グローバリゼーションによる世界同質化がもたらされ、それは利便性、合理性、経済性を強める一方で、各地域の豊かな多様性、独自性、創造性等のローカリティを十分に確保していかなければなりません。この、グローバリズムとローカリズムの双方からの要請をダイナミックに均衡させながら進んでいくこと、これが「宇宙船地球号」の操舵をする者の責任となります。
今日、諸君がこの学位を手にして本学を巣立って後、数十年の活躍を経て再び本学に舞い戻ってきていただきたい。それは2050年頃のことと想定いたしますが、その頃までには本学も世界に冠たる諸君の母校になっていることでありましょう。しかし、その「世界に冠たる」ためには諸君のこれからの活躍こそが唯一の頼みであり、保証であります。
ではもう一度、修了生諸君、卒業おめでとう。くれぐれも健康に留意して元気に飛び立っていってください。
修了生代表挨拶 日本語教育実践領域 鈴木 里菜
皆様、本日は、お忙しい中、私たちの修了式にご参列いただき、誠にありがとうございます。AIUの教職員の方々、大学院の先生方、そして家族、すべての方々の支えのおかげでこの日を迎えることができました。私はAIUの学部を4期生として卒業しています。本日は、AIUへ今までの感謝の気持ちを伝えたいと思います。
私がAIUと出会ったのは、高校3年生の時です。まだAIUが創立して3年目。今と違って、無名の小さな大学でした。当時卒業生が一人も出ておらず、この先どうなるかわからないという周囲の心配をよそに、小さなキャンパスから広がる無限の可能性にとてもわくわくしたことを今でも覚えています。
先日、実家で高校生の時に使っていたノートを見つけました。そこには、「AIUの大学院に行く」と書いてありました。当時、大学の職員の方から、「将来、大学院を創るつもりだ」という話を聞き、まだAIUへの入学も決まっていないのに、自分の未来を記したことを思い出しました。あれから何年もたった今、自分の意志を貫き、今日こうして卒業を迎えられたこと、誇りに思います。
私たちの大学院は、とてもユニークで、グローバルコミュニケーションを学べる日本で唯一の専門職大学院です。それゆえ、カリキュラムも容易ではありません。
私が所属していた日本語教育実践領域(JLT)では、1年次に日本語教育に必要な理論を習得し、2年次には、海外での教育実習を含め、3期に亘る教育実習があります。
毎日が挑戦の日々でしたが、世界中で日本語を学ぶ学習者と関わり、一人の社会人としての責任感を持つことと、仲間と協働で支えあうことの大切さを体験できる環境で学べたことに感謝しています。
このような、何事にも代えがたい経験と出逢いを得ることができたのは、支えてくださった、家族、教職員の皆様、仲間たち、私の故郷である秋田の方々のおかげではありますが、この場をお借りしてもう一人、御礼を言いたい方がいます。
AIUの初代学長である中嶋嶺雄先生。AIUを、専門職大学院を、そしてAIU での家族を創ってくださり、誠にありがとうございました。
人との縁を大切にすること自分を信じて自らの限界に挑戦することそこから得た経験は、かけがえのない人生のギフト(財産)になる
世界中のどこでもない、中嶋前学長が創ってくださったAIUが教えてくれました。AIUでの経験と出逢いがどれもすべて、私の人生の大切なギフトになりました。
これから、私たちは、この大きなギフトを胸に、それぞれの道を歩いていきます。世界中のどこにいても、AIUの卒業生であることを誇りに思い、新たなステージへと進んでいきたいと思います。そして、また、どこかでみなさんとこうして顔を合わせることができる日を心待ちにしています。
ご清聴ありがとうございました。
※実際のスピーチは英語で行われておりますが、ここでは日本語訳を掲載しております。
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2014年専門職大学院学位記授与式が挙行されました
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【交流活動】関西学院中学部・高等部と聖学院中学・高等学校の学生が本学を訪問しました
8月7日(木)から9日(土)に関西学院中学部・高等部と聖学院中学・高等学校の学生12名が研修のため本学を訪問しました。
本研修では、本学教員の講義や在校生を交えたグループワークを中心に将来のキャリアプランについて考え、最終日には各グループ毎に発表を行いました。
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【AIU生Watch】新入生オリエンテーション実施中
今週、9月1日(月)に入学式を控えた新入生がキャンパスに到着しました。
8月25日(月)から9月2日(火)まで、157名の留学生を含む202名の新入生を対象にオリエンテーションを実施しています。
オリエンテーションの中では、学生生活や教務関係の説明のほか、正規学生がアカデミック・イングリッシュを学ぶために最初に受講する、英語集中プログラム(EAP:English for Academic Purposes)のクラス分けテストなども行われています。
英語集中プログラム(EAP:English for Academic Purposes)について詳しくはこちらをご覧ください。
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【広報チームブログ】キットカット受験生応援イベントに参加しました!
8月28日、法政大学市ヶ谷キャンパスで行われた「ネスレ キットカット受験生応援キャンペーン2015」に本学も参加し、会場の約70名の受験生に、本学開学10周年記念のフレーズでもある「Be a Global Leader!」を応援メッセージとして伝えました。
「サクラサク プレキャンパス開校式」と題して行われた当イベントでは、May J.さんの開校宣言の後、参加20大学が会場の受験生に応援メッセージを伝え、その後、May J.さんの特別講義、大学教員によるコラボレーション講義、学生サークルによるコラボ講義などが行われました。
なお、12月には、参加大学とのコラボレーションによるキットカットが発売される予定です。
キットカット受験生応援キャンペーンのサイトはこちらをご覧ください。
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【AIU生Watch】9月入学式・歓迎レセプションが行われました
9月1日(月)、2014年度9月入学式が行われ、世界各国からの留学生157名を含む 197名の新入生が本学の学生としての第一歩を踏み出しました。
また、式典終了後は歓迎レセプションが行われ、新入生と留学生が在校生たちと交流しました。
入学式の模様は秋田朝日放送から取材を受け、以下の日程で放送されますのでぜひご覧ください。
日にち:9月1日(月)番組名:スーパーJチャンネルあきた放送局:AAB秋田朝日放送(5チャンネルです。)時 間:午後6時15分頃から
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2014年度 9月入学式が挙行されました
2014年9月1日 国際教養大学入学式が挙行されました。 本日は、橋口昌道秋田県副知事をはじめとして多くの来賓にご参列いただき、世界各国からの留学生157名を含む 197名の新入生が、本学の学生としての第一歩を踏み出しました。
入学式式辞 学長 鈴木 典比古
新入生の皆さん、国際教養大学に御入学おめでとうございます。また、保護者席で本日の入学式を見守っておいでの御父母や関係者のみなさん、お子様方が晴れて本学に入学なさった事に対しまして心からお祝いを申し上げます。
本学は丁度10年前の4月8日に開学いたしました。したがって、今年は開学10周年にあたる年なのであります。2004年の4月8日に、初代学長を務められた故中嶋嶺雄先生の下に148名の第一期生を受け入れ、教員50名、職員37名、また教育施設といえば教室数41という体制で東北のこの秋田の地に開学したのでありました。出発はこのようにささやかなものではありましたが、その志は最初から天を衝くものでありました。すなわち、その建学の理念は「国際教養大学は「国際教養(International Liberal Arts)」という新しい教学理念を掲げ、英語をはじめとする外国語の卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、グローバルな視野に伴った専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成し、国際社会と地域社会に貢献することを使命とする」とあります。そしてその理念に共感する次のような学生を求めています。
(1)学習意欲が強く、鋭い問題意識をもつ学生
(2)国際社会を舞台に活躍できるような実践的な外国語運用能力(特に英語)と、幅広い教養の修得を志す学生
(3)世界の多様な文化、言語、歴史、社会、そして経済や環境などの国際関係について、強い関心と探究心をもつ学生
このように、本学は最初からその立ち位置をグローバルな枠組の上に置き、日本のリーダーたろうと公言してはばからなかったのであります。更におどろくことは、その公言をまことに実直に実践、実行してきたことであります。大学の構成員全員がこの理念に表された本学の在り様を共有のものとしたのでありました。
さて皆さん、皆さんが本学を目指した動機や目的は何であったでしょうか。本日、この入学式に列して、心中に去来するものは何でありましょうか。本学の高い評価にあこがれて入学したのでありますか。本学ならば何か良いものを与えてくれるであろうという期待感がありますか。それらのものは、おそらくこれから始まる4年間の厳しい勉学を通して懸命に努力した結果入手できるでありましょう。しかしながら、今から保証されているものではありません。それは全て皆さん次第です。
皆さんは、本学がこれから4年間もしくは大学院生の場合は2年間をかけて研磨し、すばらしい宝石になっていく原石なのです。皆さんを研磨した結果、どのような色合いと輝きを発揮するのか、誰にもわかりません。ただわかっているのは皆さん一人一人が大きな潜在能力を秘めており、それらを磨いた結果は、一人として同じでない色合いと光沢を見事に出すということなのです。大学としてこのような皆さんを受け入れることは、この上もない喜びであり、幸せな事であります。この喜びをもって、本学は皆さんが懸命に努力するに値する十分な環境を提供します。それは諸君を成長へと導く熱心な教授陣、それをサポートする職員達、すべての科目を英語で開講し、すべての学生の1年間の海外留学を義務化するという、他大学に類を見ないカリキュラム、24時間・365日開館の図書館、厳しい対話が繰り返される少人数・対話型の授業、1年生が全員共同生活を過ごす異文化全寮制等であります。皆さんはこれらの訓練や体験を経て、必ず脱皮して行きます。繰り返しになりますが、それも皆さん次第なのです。しかしながら、そう言ったからといって、我々教職員が皆さんの努力や苦闘を手をこまねいて傍観していることは決していたしません。それどころか、我々も共に身を投じて激流を泳ぎ、皆さんの脱皮を手助けします。このことはどうか信頼して下さい。さあ、それでは皆さん、これからの4年間で必ず大きな脱皮をして成長すると我々の前で自らに誓ってください。
それでは今から、その第一歩を歩み出しましょう。
学部新入生代表スピーチ 森 紗恵子
(タイ語)みなさんこんにちは。私の名前は森 紗恵子です。どうぞよろしくお願いいたします。
みなさんこんにちは。このような機会をいただきお話しできることを大変光栄に感じております。さてみなさんは今、私の名前より、はじめに何語を話したのかということに興味があるのではないでしょうか。誰かご存じの方はいらっしゃいますか。今、私が話したのはタイ王国の公用語のタイ語です。それではなぜ、タイ語を話したのでしょうか。その答えは、タイという国が私の人生に大きな影響を及ぼしたことにあります。
私が今まで慣れ親しんだ環境を離れ、タイという異国の地に飛び込んだのは2012年の夏、高校3年生のときでした。言語から生活習慣、食事、国民性まで、何もかもが違っており、毎日が発見にあふれていました。食事があまりにもおいしくて体形維持が大変だったのは言うまでもありません。私は新しいエキゾチックな世界と、そこで築いた現地の人や他の外国人との交流にすっかり魅了され、国際社会で活躍したいと強く感じるようになりました。高校卒業後は国際系の大学で学びたいと調べていくうちに、AIUに興味をもち、この大学でぜひ四年間を過ごしたいなと思い始めました。それと同時に、私はギャップイヤー入試制度について初めて知りました。そのとき、以前アメリカ人の友人にかけられたある言葉が頭をよぎりました。「こんなに一緒に話したり過ごしたりして楽しい日本人に出会ったのは初めてだよ。日本人に対する印象がすっかり変わったね。」この言葉から、私は非常にシンプルで、かつ重要なことに気付かされました。私たちは全員それぞれが日本人、そして日本文化を代表する人材であり、国際社会で活躍していくためには、「日本人」であるというアイデンティティーを確固たるものにしていくことが不可欠だ、ということです。私はすぐさまペンをとり、「ギャップイヤー制度を利用し、日本について学ぼう」と書き留めていました。
今日、私はギャップイヤー活動を通して得たさまざまな知識や経験を身に付けて、ここにいます。しかし、これはスタート地点に過ぎません。まだまだ奥深く美しい日本の文化を、AIUでの学業を通してまた違った視点からもっと学べるのではないかと強く期待しています。私はここで自分自身の英語力を高めるだけでなく、日本人として国際社会で活躍するのにふさわしい人材になれるよう努力していきたいです。これからの四年間を通してどんなことを学び、吸収し、広めていけるか、期待で胸がいっぱいです。そして今日は、ここにいる皆さんがそのスタートを切るのに絶好の日だと強く感じております。私たち学生が、みな将来の夢や目標を追い求め、そしてつかみ取ることを願っています。ご静聴ありがとうございました。
大学院新入生代表スピーチ Alexander Ormond
こんにちは。新学期を迎えるにあたり、皆様の前でこのようなスピーチの機会を与えていただき、ありがとうございます。
私は、2012年の秋学期に交換留学生として国際教養大学で学ぶ機会に恵まれました。留学中、学業に励み、旅をし、新しい友達も作り、時にはボランティア活動にも参加しました。これらの経験を通し、私は日本のみならず自分自身や自分の文化について学ぶことができました。
大学院入学生の代表として、私は、忍耐力、リーダーシップ、誠実さ、そして尊厳を兼ね備えた人材になれるように努力していきたいと考えています。国際教養大学は、私たちに地域やグローバルな世界で活躍するために必要なコミュニケーション技法や全人的な教育を通し、グローバルな市民になるためのユニークな機会を与えてくれるはずです。私は、国際教養大学留学中にボランティア活動を通して自分や他人について多くのことを学びました。また、学生にカリグラフィー、料理、英語を教える経験もしました。一方で、小学生からは日本語や漢字の書き方を教えてもらいました。紙飛行機をつくるのも上手になったと思います。これらの経験を通じ、コミュニティーに貢献することによる充実感を得ることができました。
私たちは各々がグローバルリーダーになることができます。それぞれの夢や目標に向かい努力することを呼びかけたいと思います。居心地の良い空間から一歩外に出て、進んで新しい経験や友達、そして自分自身についてより深く学びましょう。私たちの前には挑戦すべきことがたくさんあり、時には疲れ果て、失望することもあるかもしれませんが、これらは一時的なものであって永遠に留まるものではありません。あまりにも疲れきっていて息苦しさを覚えるような時は、「呼吸する」ことにのみ意識が向くでしょう。そのような時は、テレビで何をやっているか、その日の夜何をするかなどは一切気にならず、ただ新鮮な空気を吸うことだけを求めます。まるで空気を吸うことを求めるように成功したいと望むならば、夢や目標を叶えることができるでしょう。皆さん、そこまで追求して自分の夢や目標を手に入れることに挑戦しようではありませんか。
我々に与えられたこのすばらしい機会を最大限に活かして、それぞれの目標達成を目指し、最高のグローバルリーダーになりましょう。ありがとうございました。
※実際のスピーチは英語で行われておりますが、ここでは日本語訳を掲載しております。
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【キャンパス風景】10周年記念モニュメントが完成しました!
本学は今年度開学10周年を迎え、「Be a Global Leader!」をテーマに、男鹿石を素材にした記念モニュメントを制作しました。7月下旬から約1ヶ月間、彫刻家の東京造形大学井田勝己教授が本学カフェテリア前広場にて公開制作を行ってきました。
本日はモニュメントの設置作業が行われ、10周年記念モニュメントが完成しました。
このモニュメントは11月1日(土)に開催される、開学10周年記念式典にて除幕式を行い、正式に公開されます。
これまでの制作過程はこちらをご覧ください。
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【交流活動】高校生対象のPBL体験授業を実施しました
8月27日(水)から29日(金)にかけて開催された、コアネット教育総合研究所主催の「Global Challenge Program in AIU」に、本学の椙本歩美助教が講師として参加し、PBL(課題解決型学習)体験授業を実施しました。このプログラムには、首都圏から高校生6名が参加しました。
国際教養大学学生1名と高校生2名が1つのチームを編成し、秋田市雄和にある観光交流施設(「華の里エリア」)を利用した、地域活性化策を考えるという課題に取り組みました。学生のサポートのもと、高校生たちは、英語での講義、下調べ、フィールドワークを行い、最終日にはそれぞれ英語で活性化案を発表しました。
初めてPBLを体験した高校生たちは、みな熱心に取組み、地域住民や大学生から多くを学んだようです。またフィールドワークにご協力くださった雄和振興公社職員の3名の方々は発表会にも参加してくださり、「外の視点によって、改めて自分たちの活動を見直すことができた」「改善に向けたいいヒントをもらえた」等のご感想をくださいました。
この活動は、秋田魁新報2014年8月29日版23面に記事が掲載されています。
本学のPBL(課題解決型学習)について、詳しくはこちらをご覧ください。
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【交流活動】大館国際情報学院中学校の生徒が本学を訪問しました
9月4日(木)、大館国際情報学院中学校2年生の34名が本学を訪問し、留学生と交流活動を行いました。
留学生は4つのグループを回りながら交流し、英語でお互いの自己紹介をした後、自分の出身国や出身大学を資料を使って紹介しました。中学生は留学生に対して、趣味や外国の食文化などについて、様々な質問を英語で行っていました。
本学では年間200件を超える地域交流・国際交流活動を行っております。詳細はこちらをご覧ください。
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ピーター・マッキャグ副学長が就任しました
9月1日(月)、ピーター・マッキャグ氏が国際教養大学副学長兼理事兼教授に就任いたしました。同氏は、長年にわたり国際基督教大学で教鞭を執り、その後、米国ニューヨーク大学アメリカ言語研究所長を務められた言語学分野で著名な教授です。
ピーター・マッキャグ副学長略歴
生まれ
1952年(米国)
学歴
1975年 学士(東アジア研究:米プリンストン大学) 1981年 修士(言語学:米ジョージタウン大学) 1984年 博士(応用言語学:米ジョージタウン大学)
主な職歴
1984年-2010年
国際基督教大学
英語教育課程長(1995年-1998年)教授(1996年-2010年)教養学部語学科長(1999年-2001年)国際渉外部長(2002年-2010年)
2010年-2014年
ニューヨーク大学アメリカ言語研究所
ニューヨーク大学アメリカ言語研究所 所長(2010年-2013年)Director of The American Language Institute
専門分野
応用言語学、認知発達
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【キャンパス風景】薬物乱用防止広報車と「なまはげ」が本学を訪れました
9月4日(水)、秋田東警察署より薬物乱用防止広報車とともに、秋田の「なまはげ」が本学を訪れ、薬物乱用防止キャンペーンを行いました。
学生たちは、警察官等から薬物の危険性について説明を受け、その恐ろしさを肌で感じたようです。
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【広報チームブログ】秋田の特産を使用したお弁当を販売しました
9月1日(月)に行われた入学式で、式に参列された保護者の方やスタッフを対象に、秋田の特産をふんだんに使用した「秋田弁当」を販売しました。用意された50個は完売し、大変好評でした。
次回は4月入学式で販売されるかもしれません。乞うご期待ください!
おしながき
舞茸天婦羅とんぶり掛け
海老と県産葱のチリソース炒め
稲荷寿司巻き寿司
県産南瓜そぼろあんかけ
白飯(あきたこまち)
県産胡瓜と中華海月のサラダ
比内鶏炊き込みご飯
玉子焼鮭塩焼き
県産ほうれん草とひじきの和え物みずの実醤油漬け
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【AIU People】学生が母校で大学説明会を行いました
8月25日、埼玉県にある大妻嵐山高校で本学の学生が説明会を行いました。
これは本学の学生が出身高校を訪問し、大学の特徴や実際の学生生活などを学生自らが伝えることにより高校生、高校教員、保護者に本学をより理解してもらうことを目的としています。
この日は高校の後輩50名を対象に1時間ほど説明を行いました。入学後の英語集中プログラム(EAP)の課題内容や大家族のようなコミュニティに多くの高校生が関心を持ったとのことでした。
本学の英語集中プログラム(EAP)について、詳しくはこちらをご覧ください。
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専任教員(国際教養学部 教職課程担当)を募集します
国際教養学部教職課程 専任教員公募 募集要項
募集人員
助教または准教授 1名
所属
公立大学法人国際教養大学 国際教養学部 教職課程
専門分野
教育学または英語教育
担当科目
下記の「教職に関する科目」から複数の科目を担当「教職概論」「現代社会の教育基礎論」「教育制度論」「教育課程の理論と実践」「英語科教育法Ⅰ」「英語科教育法Ⅱ」「特別活動の研究」「教育方法論」「生徒指導・進路指導論」「教育実習(事前・事後の指導を含む)」「教職実践演習」
※「教育制度論」は英語で教授が行われている。これを含め、上記の教職に関する科目のうち、一つ以上英語で教授できることが望ましい。
※原則として年間6~8科目の授業、オフィスアワー、学生へのアドバイジングを担当する
応募資格
次の条件のすべてを満たす者
教育に関する分野の修士号取得者、またはそれと同等の資格を有すること
日本の各自治体が発行する教員免許(高等学校教諭一種免許状 外国語(英語))を有すること
日本国内の高等学校における教授経験を有すること
教員養成、教育及び学生指導に熱意と意欲を有すること
学部業務を積極的かつ協力的に遂行する意思を有すること
英語による学部業務が遂行できる英語力を有すること
また、次の資格・経験等を有することが望ましい。
教育に関する分野の博士号(Ph.D.)取得者、またはそれと同等の資格
大学院、大学等において上記科目の教育研究経験を有すること
学術論文、学会発表等の研究活動を積極的に遂行できること
採用時期
2015年4月1日
契約形態
任期付契約(期間最長3年、更新可能性あり。)
待遇
公立大学法人国際教養大学就業規程、給与規程等による。年棒は経歴等により決定。なお、退職金は支給されません。
応募締切
2014年10月31日(金)
(ただし、採用者決定まで応募を受け付けます。締切以降の応募の可否は問い合わせてください)
提出書類
様式は任意
(1) 履歴書(A4判、写真貼付、押印、電子メールアドレス記入) 日本語・英語 各1部(2) 研究業績目録 日本語・英語 各1部 (3) 主要な研究業績3点まで(著作・論文等、少なくとも1件の専門分野に関した学術論文を含む、コピー可) (4) 応募理由書 日本語・英語 各1部
※選考の過程で応募者本人の教育・研究業績について照会可能な方の氏名・連絡先を御提出いただくことがあります。
選考方法
第1次:書類選考(合格者には第2次選考の日程等を連絡します) 第2次:面接及び模擬授業(日本語および英語で実施します)
※第2次選考にかかる旅費は本学旅費規程により支給します。
書類提出先
〒010-1292 秋田県秋田市雄和椿川字奥椿岱 公立大学法人国際教養大学 事務局教務課教員人事チーム ※ 応募書類は、封筒に「教職課程教員応募書類在中」と朱書し、書留または宅配便で送付のこと。 ※ 提出書類は原則として返却しない。※ 提出書類に含まれる個人情報は、本選考以外の目的には使用しない。
問い合わせ
国際教養大学 事務局教務課教員人事チーム Email: f-search@aiu.ac.jp ℡:018-886-5929
ホームページ:http://web.aiu.ac.jp
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【AIU People】本学教員が出演したラジオ番組が放送されます
本学の金岡秀郎特任教授の講演がNHKラジオ第2で放送されます。同時刻にインターネットでもご聴取いただけます。(この講演は愛媛県松山市で3月31日に収録されたものです。)
講演では当時の海軍である伊予水軍に焦点を当て、彼らの宗教心のもっとも重要なテーマのひとつである、日本の勝利を解明しようとしました。加えて鎌倉武士の河野通有と明治の偉大な俳人の正岡子規との関係もお話ししています。ぜひ、お聞きください。
放送局
NHKラジオ第2放送
放送日
9月14日(日)21:00~22:00
再放送日
9月20日(土)6:00~7:00
内 容
文化講演会「伊予の神が結ぶ点と線~蒙古襲来から正岡子規まで~」
不思議な因縁で結ばれているモンゴル~伊予~東京。そのキーワードは「三島神社」「河野通有」「正岡子規」。背後には「蒙古襲来」があった。番組では、モンゴル学・仏教学の専門家である講師が、その因縁を読み解いていく。
詳細はこちら(NHKラジオ第2放送ホームページ)をご覧ください。
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【AIU生Watch】第1回留学セミナーが行われました
9月8日(月)、2015年春に留学を控えた学生に向けた第1回留学セミナー(Study Abroad Seminar)が行われ、約150名の学生が参加しました。
このセミナーは今学期14回にわたって開催されることになっており、第1回目の今回は、国際センター長から留学中の授業料、授業の単位交換、保険等、学生が事前に知っておきたい情報についての説明がありました。また、学生課からは奨学金についての説明がありました。
今後も週1回、保険や危機管理については外部の方をお招きして説明を受けるほか、学長、副学長、カウンセラー、キャリア開発センター長の講話など、毎回違ったテーマでセミナーが行われ、学生たちは留学に備えます。
本学の留学制度については、こちらをご覧ください。
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【キャンパス風景】第2回オープンキャンパスの準備が進められています
9月14日(日)に行われる第2回オープンキャンパスに向けて、準備が着々と進められています。
当日は模擬授業やキャンパスツアーなどが開催され、AIUを体験できる絶好の機会となっております。
飛び込み参加も可能ですので、御都合の良い方は、是非AIUにお越しください。
また、第3回のオープンキャンパスは、10月12日(日)<AIU祭と同時開催>に行われる予定です。
オープンキャンパスについて詳しくは、こちらをご覧ください。
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【AIU People】本学学生が全日本学生アーチェリー個人選手権大会に出場します
第46回東北学生アーチェリー個人選手権大会で優勝し、9月12〜14日に大阪でおこなわれる第53回全日本学生アーチェリー個人選手権大会(インカレ)に出場する、樋口栞菜さんをご紹介します。
この度は東北学生アーチェリー個人選手権大会での優勝おめでとうございます。
樋口さん:ありがとうございます!
そもそもアーチェリーをはじめたきっかけは何ですか?
樋口さん:小学校1年生の頃にテレビで流鏑馬を見て、馬に乗って弓を引いてみたいと思ったのがきっかけです。小・中・高とアーチェリーを続け、中学3年生の時にはU15の代表にも選ばれました。
勉強とアーチェリーの両立は大変ではないですか?
樋口さん:今は学業のほうに力を入れているのでアーチェリーは負担にならないようにし、楽しみながら趣味感覚でやっています。平日は室内で筋トレやゴム引きをしていて、休日に屋外で70メートルを射つ練習をしています。残念ながらAIUにはアーチェリー部はありませんが、練習をするときはキャンパス向かいにある県立中央公園で高校生と一緒に練習したり、秋田大学のアーチェリー部の練習に交じって行ったりもします。
アーチェリーのほかに、クラブ・サークル活動は行っていますか?
樋口さん:以前はハンドボール部、ゴスペルクワイヤーにも所属していましたが、今は留学に向けて勉強中なので、クラブ・サークルには入らず、留学準備に集中しています。
留学したい国は決めていますか?
樋口さん:まだはっきりとは決めていないのですが、中学生の時にU15の代表で行ったトルコの印象が良いので、中東の大学に興味があります。また、世界アーチェリー連盟の本部がスイスにあるので、スイスへの留学も視野に入れています。
最後に、AIUに入学しようと思ったきっかけと高校生にメッセージをお願いします。
樋口さん:数年前にテレビでAIUのことを知ったのがきっかけで、オープンキャンパスに参加しました。模擬授業を受けた時に、アシスタントとして手伝っていた先輩を見て、「彼女のようになりたい!」という憧れを持ち、受験を決めました。
AIUでは勉強だけではなく、様々なことにチャレンジできる環境があります。AIUを目指している方は、ぜひ一度、オープンキャンパスなどに参加してAIUを体感してみてください。
勉強とアーチェリーの両立は大変だと思いますが、インカレでも良い成績が収められるよう頑張ってください!
樋口さん:私にとってインカレは夢の舞台です。試合では後悔の無いプレーをし、楽しんできたいと思います。ありがとうございました。
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【AIU People】~インタビュー~ ピーター・マッキャグ副学長
9月1日に本学の副学長に就任したピーター・マッキャグ氏はアメリカ・ニュージャージー州出身で、2歳からフロリダ州で過ごし、大学では、東アジア研究、大学院では言語学を学んだそうです。日本語は20歳から勉強し始めたとのことですが、とても流暢な日本語でインタビューに応じてくださいました。
先生は日本語が大変お上手ですが、そもそも日本語を学ぼうと思ったきっかけはなんですか? 大学に入学した当初は建築家志望でした。その頃はまだ、日本と言えば遠いアジアにある国というイメージでした。
大学進学時に、初めてプリンストンの駅を降りたとき、重そうな荷物を持った私に手を貸してくれたのがアジア人の女性でした。私は思わず「日本人ですか?」と尋ねたら、その方は中国人の方で、「大学で日本人と中国人の違いを学びなさい。」、と言われました。これをきっかけに、大学で東アジア研究の科目を取るようになりました。学んでいくにつれて、非常に興味を持ち、2年生の時に専攻を東アジア研究に変更しました。
初めて日本を訪れたのはいつですか? 大学卒業後、一度はアジアに行きたいと思い、「Princeton in Asia」というプログラムで日本に渡りました。約4年間、国際基督教大学(ICU)で助手として勤めました。しかし、英語教育の専門的な知識もなかったため、さらに知識を深めたいと思い、米国のジョージタウン大学の大学院に進学し、応用言語学を学びました。その後日本に戻り、再びICUで教鞭をとり、それから26年間日本に居ました。ちょうどその頃、鈴木学長とも出会いました。
秋田の印象をお聞かせください。
自然が豊かなところが気に入っています。また人々がとても温かいと感じました。実は私が初めて知り合った日本人は秋田県出身の方でした。今でも連絡を取り合う仲なので、近いうちに訪れたいと思っています。
休日はどんなことをして過ごすことが多いですか?
趣味は絵を描くことや写真を撮ることです。オフィスを整えたら、近いうちに、自分が描いた絵を飾りたいと思っています。ガーデニングや自転車なども好きです。今度、お気に入りの折りたたみ自転車で、AIUの周辺を散策してみたいです。
最後に、副学長としての目標を教えてください。
AIUの理念を実現できる環境を鈴木学長と共に作っていきたいです。AIUは国内では高い評価を得ていますが、世界トップレベルの大学になるためには良い教員を国内外から集めることが不可欠です。外国人にとって日本の雇用制度は複雑で、日本で教えることは簡単なことでありません。そのため、外国人の立場から、教員の雇用環境を整えていきたいと考えています。
【マッキャグ副学長が撮影されたお写真】
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第2回目オープンキャンパスを開催しました
本日、今年度第2回目のオープンキャンパスを開催いたしました。すべて英語で行われる本学の授業を体験できる模擬授業や、留学から帰国した学生達の留学体験発表、学長講話、入試セミナー、就職セミナー等、本学の特徴的な取組を紹介する様々なプログラムを実施し、晴天のもと、全国各地から721名の方々に御参加いただきました。御参加いただいた皆様ありがとうございました。
今年度は、あと1回、10月12日(日)にも開催いたします。(AIU祭同時開催)スケジュール等についてはこちらを御確認ください。
また、7月20日(日)に開催された第1回のオープンキャンパスの模様は、「ニコニコ生放送」で中継され、3万人を超える方々に視聴いただきました。中継は「ニコニコ生放送」のサイトで、引き続きご覧いただくことができます。
「ニコニコ生放送」第1回オープンキャンパス生中継のページ ※ 視聴する際は「niconico」へのユーザー登録(無料)が必要となります。
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