国際教養大学では、文部科学省が2020(令和2)年度からの英語民間試験活用のための大学入試英語成績提供システムの導入見送りを決定したことに伴い、今後の方針について以下1.2.のとおりとします。
1.英語民間試験の活用
これまでどおり、学校推薦型選抜(現在の推薦入試)、総合型選抜(現在のAO・IB・高校留学生入試等)において出願要件として、また一般選抜試験において英語資格等保持者への特例措置として以下の英語民間試験を採用します(①および②)。
①国際教養大学が現在採用している試験 TOEFL(iBT)、TOEFL(PBT)、TOEIC(LR+SW)、英検(従来型)、GTEC(CBT)、TEAP、IELTS
②文部科学省が共通テスト実施を前提として定めた試験 TOEFL(iBT)、英検(CBT)、英検(1-day S-CBT)、英検(2-days S-Interview) GTEC(Advanced)、GTEC(CBT)、TEAP、TEAP(CBT)、IELTS(アカデミックモジュール) ケンブリッジ英検
- 出願要件を満たすスコアまたは等級は現状どおりとします。詳細は今年度中に本学のホームページに掲載いたします。
- 試験のスコアまたは等級の有効期限は、試験実施団体が定める有効期限のものとし、かつ出願期間最終日から2年以内とします。
- 上記試験のスコアまたは等級は、原則として出願者または試験実施団体を通じて本学が直接入手するものとします。
2.一般選抜試験における英語民間試験の併用の廃止とこれに伴う出願者の共通テストの 受験の義務化
出願者の共通テストの英語科目の得点、または大学入試センターより提供される英語民間試験のスコアまたは等級を証明する書類をもとに、本学が設定した得点(満点)の高いほうを採用する制度を見送ります。
これに伴い、これまでどおり、出願者による共通テストの英語科目の受験を必須にします。また、英語資格等保持者への特例措置は継続します。対象となる英語民間試験は上記1.のとおりです。
また、共通テストの国語科目の記述式については、以下3.のとおりとします。
3.一般選抜試験における共通テスト(国語科目)の記述式の成績利用
記述式の評価を点数化せず、合否判定には利用しません。
ただし、国際教養大学の今後のカリキュラム改革および入試改革の参考にするため、上記評価を学内にて活用します。